PET など最新の医療機器の導入に伴って、 短半減期核種の測定には専門家のノウハウが不可欠です。
PET の場合は、多数の試料の短半減期核種を計測しなければなりません。
迅速性が不可欠ですから放射線計測を優先させる必要があります。 故に、天秤の測定と順不同に出来る事が前提になります。 しかし試料を同定するバーコード入力とのペアリングが崩れてはならないので 3種の入力は順不同の割り込みとして処理し、かつ同定を保証する必要があるのです。 注意深く、気配りの出来た設計が必須です。 弊社には 1.半減期、崩壊系列、カスケード崩壊など放射性核種の特徴
2.放射線の種類(α、β、γ線)と検出器 (半導体検出器、シンチレーション検出器、GM計数管、比例計数管) など、
原理の理解と十分な経験が有りますので、測定システムの設計から機器の選定・保守までサポートできます。
スペクトルのピーク検出、関数適合、減衰補正などの解析計算技術、測定データの第3正規型DBへの展開に対応します。
特に計数誤差を伴った計数値を最小2乗法で取り扱う事ができるのは、他にない技術と自負しております。
長時間測定(〜1ヶ月)、低レベル測定(3カウント/日)、
同時計数によるSN改善(〜100万倍)のなどの特殊な測定まで経験している専門家が開発しております。
弊社では既に、国立成育医療センター、東大付属病院に計測システムを納入しています。
放射線計測器をパソコン制御に対応させるのには経験が物を言います。
計測器とキーボード・マウスは往々にして割り込み処理になります。そして、
順序の決まった割り込みを処理するのと、何が来るのか予測出来ない割り込み処理、 とは全く異なります。
割り込み処理が絡み合う時は‘単にプログラム・コードが書けるだけ’では開発不可能です。 弊社は、Web で測定・制御を処理するシステムにも対応します。